皆さんは今、教育界が大きく変化しているのをご存じでしょうか。
「大学入試が大きく変わったとニュースで聞いたぐらいで、小・中学生の
うちの子には、まだだいぶ先の話しかな」
「高校入試が変わるとは聞いていないから今のとこ関係ないかな」
このように思ってはいませんか?
実は、2020年4月より小学校が、2021年4月より中学校の学習内容が大きく変更しました。
小学校は昨年から変わってはいますが、昨年は、新型コロナウイルス感染拡大で導入が遅れており
実質、2021年4月より小学校の授業内容が本格的に変わるでしょう。
先にこの記事の結論を申し上げますと、
学習する内容が変わる為、高校入試の出題内容が大きく変化します
まずは、どのように変化するのかを見て、その後にどのようにご家庭で
対策すればいいのかお話しできればと思います。
翔塾 小・中学生部門担当
自学自習講座コース中学生専任講師
小学生での変更点
英語やプログラミング、道徳の授業など様々な変更点がありますが
今後の高校入試に関連する項目として、英語のみ取り上げたいと思います。
算数も変更点があるのですが、英語の変更点があまりに大きすぎる為
ここでは取り上げません。
『小学3・4年生の変更点』と『小学5・6年生の変更点』の2点において
大きな変更点があるのでまとめておきます。
今後の高校入試に関連する項目として、英語のみ取り上げたいと思います。
算数も変更点があるのですが、英語の変更点があまりに大きすぎる為
ここでは取り上げません。
『小学3・4年生の変更点』と『小学5・6年生の変更点』の2点において
大きな変更点があるのでまとめておきます。
小学校3・4年生

『外国語活動』を3・4年生から導入されます。
『外国語活動』とは、英語に親しむことを目標とした授業で
主にアルファベットの書き方や、ローマ字読み書きの練習といったものになります。
細かい文法を覚えたり、単語のスペルを覚えたりするといったものではありません。
この『外国語活動』は、今まで小学5・6年生で行われていた内容の前倒しとなります。
小学5年生になるまで到達しておきたいレベル
・アルファベットの大文字と小文字を書けるようにしておく
・ローマ字読み書きが出来るようにしておく
(※ローマ字読み書き:えんぴつ→enpitu amagasaki→あまがさき)
対策
・アルファベット練習帳にて、毎日音読しながら練習する
(白紙ではなく、必ず英語用のノートやルーズリーフで練習させてください)
・ローマ字読み書きの練習を一緒に付き合う
(学校の宿題が出ない場合も問題を出して練習してください)
『外国語活動』とは、英語に親しむことを目標とした授業で
主にアルファベットの書き方や、ローマ字読み書きの練習といったものになります。
細かい文法を覚えたり、単語のスペルを覚えたりするといったものではありません。
この『外国語活動』は、今まで小学5・6年生で行われていた内容の前倒しとなります。
小学5年生になるまで到達しておきたいレベル
・アルファベットの大文字と小文字を書けるようにしておく
・ローマ字読み書きが出来るようにしておく
(※ローマ字読み書き:えんぴつ→enpitu amagasaki→あまがさき)
対策
・アルファベット練習帳にて、毎日音読しながら練習する
(白紙ではなく、必ず英語用のノートやルーズリーフで練習させてください)
・ローマ字読み書きの練習を一緒に付き合う
(学校の宿題が出ない場合も問題を出して練習してください)
小学校5・6年生

算数・国語・理科・社会と同じように教科「英語」として扱われます。
英語の年間授業数は70時間となり、実施頻度は週2で授業があります。
中学1年で学ぶ内容を、小学5・6年の2年で学ぶカリキュラムと言えます。
大きく変わることとして、文法・単語といった、しっかり理解しなければならない
内容が組み込まれています。
今現在、中学生で英語を苦手にしている子の共通点として「文法」をおろそかにしている
ことが挙げられます。
be動詞、一般動詞の否定文・疑問文の作り方の違いで、つまづいている子は
その先に学ぶ内容もほとんど理解できないまま、進級してしまいます。
小学校の内容が分からないまま中学校に上がると、取り扱う単語数や文法も増え
高校入試においてますます差のつく科目となるでしょう。
仮に、中学3年生になって焦ってから猛勉強を始めても、ほぼ手遅れとなるケースが
今まで以上に見受けられことが予想されます。
小学校卒業までに到達しておきたいレベル
・be動詞、一般動詞の否定文と疑問文の作り方の違いが分かっていること
・英検5級レベルの英単語の意味と、英語のスペルを書けるようにしておくこと
対策
・学校の宿題だけでなく、毎日練習できるような市販の文法テキストをご用意ください
(市販されている英検対策のテキストでも構わないですし、新学習要領指導対応のテキスト
でも大丈夫です)
・英検5級対策用の単語帳を用意していただき、単語テストを実施してあげてください
ポイントとしては、週2回の学校の授業だけではなかなか覚えられないので
毎日、少しずつ進められるように管理してあげることです。
英語の年間授業数は70時間となり、実施頻度は週2で授業があります。
中学1年で学ぶ内容を、小学5・6年の2年で学ぶカリキュラムと言えます。
大きく変わることとして、文法・単語といった、しっかり理解しなければならない
内容が組み込まれています。
今現在、中学生で英語を苦手にしている子の共通点として「文法」をおろそかにしている
ことが挙げられます。
be動詞、一般動詞の否定文・疑問文の作り方の違いで、つまづいている子は
その先に学ぶ内容もほとんど理解できないまま、進級してしまいます。
小学校の内容が分からないまま中学校に上がると、取り扱う単語数や文法も増え
高校入試においてますます差のつく科目となるでしょう。
仮に、中学3年生になって焦ってから猛勉強を始めても、ほぼ手遅れとなるケースが
今まで以上に見受けられことが予想されます。
小学校卒業までに到達しておきたいレベル
・be動詞、一般動詞の否定文と疑問文の作り方の違いが分かっていること
・英検5級レベルの英単語の意味と、英語のスペルを書けるようにしておくこと
対策
・学校の宿題だけでなく、毎日練習できるような市販の文法テキストをご用意ください
(市販されている英検対策のテキストでも構わないですし、新学習要領指導対応のテキスト
でも大丈夫です)
・英検5級対策用の単語帳を用意していただき、単語テストを実施してあげてください
ポイントとしては、週2回の学校の授業だけではなかなか覚えられないので
毎日、少しずつ進められるように管理してあげることです。
中学生での変更点
今後の高校入試に大きく関連する項目として、英語のみ取り上げたいと思います。
数学も変更点があるのですが、英語の変更点があまりに大きすぎる為
ここでは取り上げません。
授業では英語4技能のうち、「聞く」「話す」のウエイトが従来よりも上がりますが
「読む」「書く」の内容も、高校内容の単語や文法内容も増加するので難しくなります。
ここでは、「聞く」「話す」と、「読む」「書く」の英語力についてお話ししたいと思います。
数学も変更点があるのですが、英語の変更点があまりに大きすぎる為
ここでは取り上げません。
授業では英語4技能のうち、「聞く」「話す」のウエイトが従来よりも上がりますが
「読む」「書く」の内容も、高校内容の単語や文法内容も増加するので難しくなります。
ここでは、「聞く」「話す」と、「読む」「書く」の英語力についてお話ししたいと思います。
中学校1~3年生

何回も述べるように英語は、今回の新学習指導要領変更で、一番難易度が高くなる科目となります。
まず一番最初に押さえておきたいポイントは、「聞く」「話す」の英語力強化のため
学校の授業が全て『英語』のみで進められる点です。
今までは、外国の先生が授業を行うALTのみが全て英語の授業でしたが
通常の日本の先生が行う英語の授業でも、英語のみで授業が行われます。
小学校で、基本的な文法と単語を知っておかなければ授業を聞くことすら
まともに出来なくなり、ますます差が付いてしまします。
さらに、「読む」「書く」の英語力強化の為に
単語も文法も、高校1年で学ぶ内容が組み込まれ、より複雑化します。
長文読解においても、従来の和訳ができれば問題が解けるようにはならず
グラフや表を考えたり、会話の内容を予測したり、より総合力が問われる問題になります。
中学卒業までに到達しておきたいレベル
・英検準2級取得できるぐらいの英語力(読む・書く・聞く・話すの4技能)
対策
・市販されている英検対策のテキストを用意していただき、毎日取り組ませてください
(お子さんのレベルに合わせて、5級・4級・3級・準2級を用意ください)
・市販の文法テキスト(新学習要領指導に対応しているもの)を用意し、こちらも毎日
取り組ませるようにしてください
英語学習(語学学習)の最大のポイントは、「毎日英語に触れる」ことになります。
やったりやらなかったりだと、テキストを終わらせても英語力はさほど身につかないです。
毎日取り組めるよう、管理してあげることが大切となります。
まず一番最初に押さえておきたいポイントは、「聞く」「話す」の英語力強化のため
学校の授業が全て『英語』のみで進められる点です。
今までは、外国の先生が授業を行うALTのみが全て英語の授業でしたが
通常の日本の先生が行う英語の授業でも、英語のみで授業が行われます。
小学校で、基本的な文法と単語を知っておかなければ授業を聞くことすら
まともに出来なくなり、ますます差が付いてしまします。
さらに、「読む」「書く」の英語力強化の為に
単語も文法も、高校1年で学ぶ内容が組み込まれ、より複雑化します。
長文読解においても、従来の和訳ができれば問題が解けるようにはならず
グラフや表を考えたり、会話の内容を予測したり、より総合力が問われる問題になります。
中学卒業までに到達しておきたいレベル
・英検準2級取得できるぐらいの英語力(読む・書く・聞く・話すの4技能)
対策
・市販されている英検対策のテキストを用意していただき、毎日取り組ませてください
(お子さんのレベルに合わせて、5級・4級・3級・準2級を用意ください)
・市販の文法テキスト(新学習要領指導に対応しているもの)を用意し、こちらも毎日
取り組ませるようにしてください
英語学習(語学学習)の最大のポイントは、「毎日英語に触れる」ことになります。
やったりやらなかったりだと、テキストを終わらせても英語力はさほど身につかないです。
毎日取り組めるよう、管理してあげることが大切となります。
当塾での英語学習の取り組み
上記では、ご家庭で行える対策法をご紹介いたしました。
次に、当塾での英語学習の取り組みをご紹介いたします。
英語学習の管理法など参考にして下さい。
次に、当塾での英語学習の取り組みをご紹介いたします。
英語学習の管理法など参考にして下さい。
自学自習講座における英語対策
【中学3年生】
基本、毎日通うコースになるので、「毎日長文」を実施しています。
まずは基礎固めとして、中1・2レベルの長文を読んでもらい、文法事項や単語の復習は
長文の中で行っています。
次に、中学3年生で学ぶ文法をテキストで一通り学んだあと、中学3年レベルの長文へと
進んでいきます。ここでポイントとなるのは、一度読んだ文章を期間を空けて
もう一度読んでもらいます。
あとは、日本語がスムーズに出てくるまで同じことを繰り返していきます。
【中学1・2年生】
週に3回の通塾が基本となるので、来た時には英語の文章を読んでもらいます。
ある程度読めるようになったところで、英作文を行います。
長文を読むことや、英語で表現することに慣れてもらうのを意識しています。
文法だけの練習や、単語の暗記といった作業はテスト前にまとめて行います。
基本、毎日通うコースになるので、「毎日長文」を実施しています。
まずは基礎固めとして、中1・2レベルの長文を読んでもらい、文法事項や単語の復習は
長文の中で行っています。
次に、中学3年生で学ぶ文法をテキストで一通り学んだあと、中学3年レベルの長文へと
進んでいきます。ここでポイントとなるのは、一度読んだ文章を期間を空けて
もう一度読んでもらいます。
あとは、日本語がスムーズに出てくるまで同じことを繰り返していきます。
【中学1・2年生】
週に3回の通塾が基本となるので、来た時には英語の文章を読んでもらいます。
ある程度読めるようになったところで、英作文を行います。
長文を読むことや、英語で表現することに慣れてもらうのを意識しています。
文法だけの練習や、単語の暗記といった作業はテスト前にまとめて行います。
個別指導における英語対策
【全学年共通】
個別授業では、文法・長文読解の2点を基本的には演習しています。
土曜日に「自習日」という、全学年自習する日を設けており
個別指導で行った内容の確認(復習)を行っております。
学んだことを、その週にやり直しするカリキュラムを採択しています。
個別授業では、文法・長文読解の2点を基本的には演習しています。
土曜日に「自習日」という、全学年自習する日を設けており
個別指導で行った内容の確認(復習)を行っております。
学んだことを、その週にやり直しするカリキュラムを採択しています。
まとめ
以上、小・中学校の新学習指導要領について
高校入試の影響が特に大きい、英語の変更点を簡単に解説いたしました。
大学入試改変と同じように、小・中学生にも自分で考える力が求められるようになります。
教育界は、今後もどんどん変化が加速していくように思われます。
その都度、求められるものをきちんと理解し、さまざまな工夫をもって
教育にあたらなくてはならないでしょう。
高校入試の影響が特に大きい、英語の変更点を簡単に解説いたしました。
大学入試改変と同じように、小・中学生にも自分で考える力が求められるようになります。
教育界は、今後もどんどん変化が加速していくように思われます。
その都度、求められるものをきちんと理解し、さまざまな工夫をもって
教育にあたらなくてはならないでしょう。